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歯ブラシの頸部とは

2021-06-02

頸部とは、頭部と把柄部の間にある太さが細くなった部分のことです。以前の頸部は把柄部の延長で、太さもほぼ同じでしたが、材質の改良などにより細く長くできるようになったので、最近の頸部は4、5センチほどの長さで把柄部よりも数ミリ細く作られています。

頸部が細くなったことで、歯ブラシを操作した時に、前歯や唇に把柄部が当たることが少なくなり、操作性がかなり向上しました。また、歯ブラシを握ったときの指の位置がわかるようにと、指の当たる位置を窪ませたり、印をつけたりしているものもあります。

そのほかにも、頸部にカーブをつけた歯ブラシや、角度をつけた歯ブラシが市販されるなど、工夫を凝らした用具が開発されています。