歯科で無断キャンセルを減らすには?

歯科において無断キャンセルは困りものですが、原因を知ることで対策できるのも確かです。

例えば、急用でキャンセルせざるを得なくなったり、気分的に何となく行きたくなくなるケースもあります。

これらの全てに対処するのは難しいですが、システムを予約変更に対応するだけでも、かなり減らすことができるはずです。当然ながらシステムの導入、あるいはシステム改修にコストは掛かりますが、患者さんに予約を委ねられるようになると無断キャンセル対策が前向きに進められます。

しかし、何でも患者さんの自由にしてしまえば、それはそれで別の無断キャンセル発生要因になってしまうので、回数の制限やペナルティも検討すべきです。

予約の変更を3回までに制限したり、予約日当日のドタキャンでキャンセル料が発生するなどが有効です。キャンセルは前日まで受け付ける、無断キャンセルの繰り返しで以降の利用をお断りするのもありでしょう。

歯科にとって無断キャンセルは死活問題に繋がりますが、予約システムに目を向けることで、まだまだできる対策はあります。

ただ、予約変更を手動で対応するとコストが掛かりますから、ある程度は自動化してコスト削減を図るのがポイントとなります。

                   

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