歯科の予約・患者管理システムに関する悩み

歯科クリニックの多くは小規模な個人経営で、急診を除いて診察や治療は予約制を採用しているケースがほとんどです。

そのため、歯科クリニックでは予約・患者管理は日常の業務のなかで重要なウェイトを占めています。

患者の予約やキャンセルは電話または受付にて口頭で伝える方法が一般的ですが、予約・患者管理業務で悩みを抱えているクリニックは少なくありません。

IT系の会社である株式会社ストランザが実施したアンケート調査によると、歯科クリニックが抱えている悩み事で特に多かったのが、予約管理に関するものでした。特にアポミスや患者の予約キャンセルに関する悩みを抱えているクリニックがたくさんあり、業務効率の悪化につながっていることが判明しています。

歯科クリニックの業務内容は治療がメインなので、効率的に患者を捌いていくことが求められます。

ところが今でも紙ベースの非効率な方法で予約・スケジュール管理を行っているケースが多く、手間がかかることや院内での情報伝達に支障をきたしているようです。

歯科クリニックの稼働率を高くするためには、効率的に患者の予約管理を行うことが重要です。

システム化により紙ベースからコンピュータで管理を行うようにすれば、作業の効率化が図れるでしょう。


レセコンとは?

レセプトとも呼ばれる診療報酬明細書を手がけるコンピュータまたは専用のシステム、ソフトウェアの事をレセコンと呼びドイツにおける領収書の意味が語源です。

患者が受けた治療や診療による医療費の中で、患者が自ら負担する分を引いた金額は企業または各自治体の組合から診療報酬という形で支払いが行われる仕組みですが、診療報酬を求めるにはレセプトを提出する必要があります。

従来は診療報酬明細書は手書きにて手がけられていたものの、レセコンが誕生した事によって手がける際に要する負担が顕著に軽減されています。

そのようなレセコンが有している機能の中には、診療報酬明細書を手がける機能の他に患者が受けた診療の内容を記録するものや会計の内容を記録するもの、処方箋の発行など受付全般があります。

尚且つ、医療機関の経営に関する状態を分析する機能や事業所を管理したり維持するために役立つ頼もしい機能も備わっています。

またレセコンには歯科用や医科用の他に調剤薬局に特化した調剤用といった種類に分類されて展開されているので、各種類に適しているタイプを選んで利用すればますます利便性が高くて特有の重宝する機能が利用できます。

こうした数々の機能や優れた効率化、安全性の高さによって今日ではとても医療機関にて実際に使用されています。


レセコンと電子カルテを連携させるメリット

医療機関において電子カルテやレセコンは、様々な業務を助けてくれる強い味方といえるでしょう。

電子カルテは診察内容や診断の結果、処方された薬など診療に必要となる様々な情報を電子化したものです。従来であれば医師が手書きで記入していたのですが、近年では電子化したシステムに置き換えられているのが実情です。

レセコンはレセプトコンピューターの略であり、主に診療の報酬請求書や明細書を作るソフトウエアのことです。現在ではほとんどの医療機関がレセコンを使用しているといえるでしょう。

電子カルテもレセコンも、どちらも医療現場の業務を効率よくおこなうためには必要なものです。電子カルテとレセコンを導入するのであれば、これらの両方を連携することは必須と言えるでしょう。

レセコンと電子カルテを連携させるメリットは、受け付けから診察、会計業務に至るまで、すべての情報が一元化されるので、効率が飛躍的に高まることです。

これにより人為的なミスも減らすことにつながります。また新薬が登場したり、診療報酬が改定した場合にも、設定の変更を一度で済ませられることもメリットと言えます。

医療現場において一番重要なことは患者の診察であり、患者にかかる待ち時間や事務作業にかける時間を減らせることは、レセコンと電子カルテを連携させるメリットです。