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初心者がレセコン操作で業務効率をアップさせる方法

2023-06-03

歯科医院の受付業務は患者さんにとっても、医院にとっても大切な窓口となります。その中でも、レセプトコンピュータ(レセコン)の操作は重要な業務の一つで、これがスムーズに行えるかどうかで、業務の効率が大きく左右されます。

初めてレセコンに触る方にとっては、操作方法や機能が複雑に思え、戸惑うかもしれません。しかし、基本的な操作はそこまで難しくはなく、スマートフォンやパソコンの基本操作ができれば、レセコンも少しの練習で使えるようになります。

今回は、レセコン操作の基本と、業務効率を上げるためのコツをご紹介します。

保険診療の算定方法を理解しよう

保険診療は決められた算定方法に従う必要があります。例えば、歯周病の治療においては、初回に歯周ポケットの深さを測定する必要があります。このように、診療項目ごとのルールを理解することが、レセコンの正確な操作に繋がります。レセコンは診療内容に応じて算定方法をサポートしてくれるので、基本的なルールを覚えておくと、スムーズに入力作業を行えます。

特に注意すべき点をチェックしよう

レセプト時には、部位と病名の入力に特に注意が必要です。間違った部位や病名の入力は、後の診療やレセプトの提出に影響を与えるため、日々の業務での確認が重要です。また、1回の診療で終わらないケースが多いため、入力内容の確認と修正は必要不可欠です。

摘要欄と疑い病名を活用しよう

レントゲン撮影や投薬で様子を見る場合など、病名を確定できない場合は、「疑い」の病名で入力することが可能です。また、摘要欄を利用して治療内容の補足を行うことで、レセプトの提出がスムーズになります。

国保と社保の違いを理解しよう

国保と社保では、レセプトの審査が異なります。特に社保は審査が厳しいため、正確な入力と確認が必要です。国保は比較的審査が緩やかで、小さなミスは口頭での修正が可能な場合もありますが、確認は怠らないようにしましょう。

慣れて効率化を図ろう

レセコン操作は慣れが必要です。日々の業務で正確な入力を心がけ、チェックを行うことで、月末のレセプトチェックがスムーズになり、業務効率が向上します。また、歯科医師と連携し、お互いのミスをチェックし合うことも効率化に繋がります。

レセコン操作は初心者でも練習と注意を払えば、確実に上達し、業務効率を向上させることが可能です。慣れていくことで、歯科医院の日々の業務がスムーズに進むように努めましょう。