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乳児からの対策

2022-12-03

たとえば、スウェーデンでは、まだ歯が生えていない赤ちゃんのときから授乳後に歯ブラシを口の中に入れて自然に歯ブラシに慣れさせるのが当然だそうです。そうすることで子どもは乳歯が生えてから急に歯ブラシを入れられることにストレスを感じなくなり食後に歯磨きをすることに抵抗を覚えなくなると言います。また、同じく北欧のフィンランドにも学ぶべきアイディアがあります。フィンランドでは、歯磨きやフッ素のほかにキシリトールを食後に摂ることが推奨されています。天然由来の甘味料キシリトールには、虫歯の原因となる歯垢や酸をつくらないように働きかける力があるため、甘いおやつの代わりにキシリトール入りのガムやタブレットを摂るのが子どもたちの当たり前のスタイルなのです。

普段の生活を見返してみると、私たちのしあわせな生活には健康な歯がなくてはなりません。好きな時に、好きな場所で、好きなものを食べられる、ということは、幸せな人生に欠かせない要素です。だからこそ私たち日本人にも、歯への意識変革がいままさに求められているのです。