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インプラントとは

2022-09-03

インプラントという言葉を聞いたことあるけれど、具体的にどういうものがわからないという方はたくさんいます。この文章では、インプラントとはなにか解説していきます。

インプラントは人工歯根と言われています。インプラント体を顎に埋め込み、その上にセラミックなどでできている人工歯を装着することで、天然の歯が持っていた噛むという機能を取り戻すというものです。

入れ歯よりも噛み心地がよく、見た目も天然の歯と遜色ないため、優れているといわれているインプラントですが、インプラントには天然歯が持っている機能がありません。

天然歯には歯根膜という膜があり、ものを噛んだとき、その衝撃を吸収するという役割を果たしていますが、インプラントには歯根膜が無いため、衝撃を吸収してくれません。

また、歯根膜には血液が通っているため、もし歯周病菌などによって炎症が起きたとしても、白血球などが防御してくれるため、それなりに悪化を防いでくれます。

しかし、インプラントには血液が通っておらず、白血球がないため、インプラント周囲炎が起きやすいです。

また、天然歯は実は細菌が簡単には入って来れないような構造になっているのですが、インプラントは入って来やすい構造になっています。
このようなインプラントには、歯科医院による定期的なメンテナンスが欠かせません。